ハロウィン発祥の地アイルランドの現在

文化

日本では仮装パーティーが当たり前になっているハロウィン。DJポリスなどというものも存在する。これを日本で見た時にはうちの主人は笑っていた。ところでハロウィンの期限はアイルランドにあるって知ってた?起源は約2000年以上前。

ハロウィンの起源

ハロウィンの起源は、古代ケルト人の祭り サウィン(Samhain) とされている。

古代ケルトでは、11月1日が新年だった。その前日の10月31日の夜は、収穫の終わりと冬の始まりを祝う、1年の大きな節目だった。

  • 夏の終わり(収穫の終わりの時期。収穫が無事に終わったことへの感謝)
  • 冬の始まり(冬を迎える準備・家畜を冬のための場所へ移す)
  • この世とあの世の境界が薄くなる日(亡くなった家族や祖先の霊が帰ってくる。 一方で、人に害を

    与える霊や妖精のような存在も現れる)

と考えられていた。

人々は、先祖の霊が戻ってくる一方で、悪霊も現れると信じていた。

そのため、

  • かがり火をたく
  • 仮装をして悪霊を追い払う
  • 家を守る儀式をする

などの習慣があった。

仮装をする理由

良い霊だけでなく、悪い霊も現れると考えられていた。

そのため、人々は

  • 動物の皮を身につけたり
  • 怖い仮装をしたり

して、悪い霊に「自分も仲間だ」と思わせようとした。

トリック・オア・トリート

子どもたちは仮装をして家々を回り、

Trick or treat!

(お菓子をくれないといたずらするよ!)

と言ってお菓子をもらう。

チャーミーには約20年前にアイルランド人彼氏がいた。ちょうど東京ディズニーランド・シーでハロウィンの祭りをやっていたので2人で行ったんだが、その時に、「トリック・オア・トリート」と言うと、なんかもらえる催し物をやっていたのだが、ネイティブの彼の発音が良すぎで、スタッフさんが「オー」と言ってなんだか戸惑っていたのを覚えている。

毎年、ハロウィンの時期になると、アイルランドではそこたらじゅうの家が飾り付けられる。可愛らしいものではない。盛大に「うちを見てー!」と言わんばかりに盛大に飾りつけられている。ライトの装飾品から、ドアにスプレーで演出したりといろいろである。ウチのアパートの各家族もすごい飾り付けだ。直径1m弱くらいの巨大蜘蛛が飾られていたり、等身大サイズのドクロが立っていたりする。あれは怖い。本当に怖い。外出する度に、本当の人がまるで立っているようで毎回「オッ!」と声を出して驚いてしまう。

夜には子供だちが大人と一緒に「トリック・オア・トリート」、「お菓子をくれないといたずらするぞ」と言ってプリンセスやヒーロなどの仮装をして家から家を回ってくる。この時期にはスーパーにはずらりとキャンディーやグミが並べられている。見たことのないようなでっかーいかぼちゃがレジ横にあって、店員さんの邪魔になっている。家の人は子供達のためにスウィーツを用意しているのだが、毎年めんどくさい我が夫婦は鍵を閉めて、居留守をしている。アイルランド人在住の日本人友達は、電気まで消して、気配をなくしているそうだ。大人も例外ではない。会社ではこの日、みんなが仮装して出勤したり、夜にパブへ行くと、仮装だらけの大人が楽しそうにビールを飲んでいる。

うちの主人は男兄弟がいるため、昔マリオとルイージになったそうだ。かわいいに決まっている。主人がまだわっかーい時、10代の青年たちも家から家を回ってきたそうだ。そこで卵を投げつけたりするから、お母様は水鉄砲で反撃して、このティーンたちを撃退したそうだ。マナーの行き届いている日本ではありえそうもないが、お母様もすごいと思わない?

あー今年はどうなることやら。

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